ひま部のサークルの話
私は高校でも友達が多い方ではなく、一番仲がいい友達でも一緒に昼食を食べるものの放課後に遊びに出掛けたりはしない程度です。それでも学校内では休み時間になると話をするような関係でしたが、その友達が部活の大会に出場する日はひとりぼっちになってしまいました。
前日からそのことは分かっていたので、暇をつぶせることは無いかと探していたところ「ひま部」を見つけました。アプリをインストールしておき、翌日に学校で使い始めてみました。チャットには年が近い学生だけが参加しているため言葉遣いなども馴染みやすく、人当たりが良いとは言えない私でもすんなりと会話に入ることができました。「友達がいなくて暇だ」というメッセージを送ると、その場にいた多くの人が賛同してくれて嬉しくなりました。結局、その日は食事中もひま部を続けるほど熱中してしまうほどでした。
翌日以降もひま部は続けていて、学校の友達がいるときは控えるものの帰宅してからはまずチャットに顔を出しています。ひまつぶしでアプリを起動するのではなく、会話を楽しむために起動するようになっていると実感しています。
私が特に夢中になっているのはサークルでの会話です。私はゲームが趣味ですが、学校の友達はゲームをしないため趣味の話をする場がありませんでした。そのことをひま部で話すと、ゲームサークルに誘ってもらえたのです。サークルは同じ趣味を持つ人が集まって会話をしているので、ゲームサークルではゲームの話ばかりをしています。スマートフォン向けのゲームはもちろん、家庭用ゲーム機向けのゲームについても詳しく話すことができて大満足です。休日はゲームサークルおすすめのゲームをプレイして、ひま部に感想を書いたり攻略法を教えてもらったりしています。
また、時期的に進路で悩むことも増えてきましたが、勉強・受験サークルで相談に乗ってもらうこともあります。意見をもらうことで視野が広がるので、相談して良かったです。